
青山学院校友会大学部会が主催するコンサートで、青山学院のチャペルを舞台に、「音楽の青山」の系譜を受け継ぎつつ、卒業生と在学生が協力して作り上げる世代を超えた交流、母校への愛着を深めてもらうことを目的に開催しています。
これまで下記日程にて実施されてきました。
第1回(青山学院大学イースターコンサート):2008年3月29日
第2回(春のチャペル・コンサート):2009年3月28日
第3回(チャペル・コンサート2011):2011年4月23日
第4回(チャペル・コンサート2012):2012年5月12日
第5回(Chapel Concert 2013):2013年5月18日
第6回(AGUチャペルコンサート2014):2014年5月24日
第7回(AGUチャペルコンサート2015):2015年5月23日
第8回(AGUチャペルコンサート2016):2016年5月21日
第9回(AGU CHAPEL CONCERT 2017):2017年5月27日
第10回(AGU CHAPEL CONCERT 2018):2018年5月12日
第11回(AGU CHAPEL CONCERT 2019):2019年5月11日
第12回(AGUチャペルコンサート2020)に2020年5月30日に中等部礼拝堂で開催される計画が進められていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行で中止となりました。
AGU Chapel Concert : History, Music, and Spirit
イースターから春の恒例行事へ
第1回(2008年3月29日):「第1回青山学院大学イースターコンサート」として開催されました。
第2回(2009年3月28日)より、名称が「チャペル・コンサート」に変更されました。
2010年は開催は見送っています。
発展と社会貢献の強化
第3回(2011年4月23日):開催時期が春休み中から4月下旬へと移されました。これは学生団体の新人勧誘を促す側面もありました。この年は東日本大震災の義援金募金を募るチャリティーとしての側面が強まり、以後入場無料での開催に。
第4回(2012年5月12日):この回より開催時期が5月中旬に定着。入場料は全額寄付される形をとりました。
第5回(2013年5月18日):初めて学生団体が舞台監督を担当するなど、学生の主体性がより高まりました。
学院の歴史を辿る
2014年の第6回以降、青山学院の歴史、功労者の紹介をテーマに掲げるスタイルが確立。
第6回(2014年5月24日):テーマは「ジョン・ウェスレーと賛美歌」。この年、校友が誰でも参加できる聖歌隊として「チャペルコンサートクワイア」が発足しました。
第7回(2015年5月23日):テーマは「日本での『母の日』は青山学院から始まった!」。また、建学の精神を理解する学生に給付する「チャペルコンサート奨学金」が設立されました。
第8回(2016年5月21日):女子小学校を創設したドーラ・E・スクーンメーカー氏の功績を辿りました。
第9回(2017年5月27日):学院の生みの親であるジョン・F・ガウチャー氏を特集しました。
第10回(2018年5月12日):財政的にも学院の礎を築いた万代順四郎氏を紹介しました。
第11回(2019年5月11日):日本人最初の院長である本多庸一氏の足跡を紹介しました。
AGU Chapel Concert : Past Repertory 出演者敬称略
| 開催回(年) | テーマ・主な出演団体 | 主な演奏曲目・演目 |
|---|---|---|
| 第1回(2008) | ハンドベル・クワイア、聖歌隊、管弦楽団、URC、琴・尺八、Blue Mountain Boys 他 | (イースターを祝う構成) |
| 第2回(2009) | 中村健佐(サックス)、管弦楽団、琴・尺八、URC 他 | I can’t stop the rain(中村健佐) 他 |
| 第3回(2011) | 吹奏楽バトントワリング部、RSJO、URC、PACION、KISHIKO 他 | Under the Sea、銀河鉄道999、Stone free、Oh Happy Day、アヴェ・マリア、Amazing Grace 他 |
| 第4回(2012) | 吹奏楽バトントワリング部、URC、オラトリオソサエティOB会、森野信生(バリトン) 他 | ルパン三世のテーマ、Saved by Grace、「主よ我が祈りに応えたまえ」、オペラ「セヴィリアの理髪師」 |
| 第5回(2013) | 竹内智子(ソプラノ)、吹奏楽バトントワリング部、落語研究会、ナショグル、Aloha Mele 他 | 詩編100、情熱大陸、落語「看板のピン」、てんぺすと、Sanoe、カレッジソング 他 |
| 第6回(2014) | 「ジョン・ウェスレーと賛美歌」 ハンドベル・クワイア、聖歌隊、吹奏楽バトントワリング部 他 | Grace Alone、賛美歌「いつくしみ深き」「あめなるよろこび」、ハレルヤ(メサイアより)、学生時代 他 |
| 第7回(2015) | 「日本での『母の日』は青山学院から始まった!」 森野信生、アンサンブルA・GO 他 | 賛美歌「おもえば昔イェスきみ」「母君にまさる」、独唱「マンマ」、ピアノ協奏曲第23番(モーツァルト) 他 |
| 第8回(2016) | 「スクーンメーカーの功績」 梅千野安未(オルガン)、ゴスペル・クワイア、ギターアンサンブル 他 | 賛美歌「日暮れて四方は暗く」、Hallelujah Anyhow、赤いスイートピー、主よ人の望みの喜びよ 他 |
| 第9回(2017) | 「ガウチャー氏の功績」 大平健介(オルガン)、Aoyama Spring Quartet、ギターアンサンブル | 賛美歌「かみよみまえに」「うるわしの白百合」、Volare、弦楽四重奏曲「死と乙女」、パッサカリア(バッハ) 他 |
| 第10回(2018) | 「万代順四郎氏の功績」 井上圭子(オルガン)、ゴスペル・クワイア、ギターアンサンブル部 他 | 賛美歌「主よ、み手もて」「かみはわがちから」、お江戸日本橋、カルメン組曲「闘牛士」、オルガン・ソナタ第5番 他 |
| 第11回(2019) | 「本多庸一先生の足跡」 大平健介・長田真実(オルガン連弾)、RSJO、ゴスペル・クワイア 他 | 賛美歌「神よ、義をもてわれを」「あめなるよろこび」、Gemini、剣の舞(オルガン連弾)、ウィーアー! 他 |
| 第12回(2020)未開催 | 新型コロナウィルス感染症により中止 |
補足事項:
- 第6回以降は、第2部に「学院の歴史を辿る」企画を据えるようになりました。
- フィナーレ:例年、最後に出演者と観客全員で「カレッジソング」を合唱して締めくくります。
AGU Chapel Concert : Concert Reviews
過去のアンケート等で寄せられたご来場者からの意見は、大きく分けて「建学の精神と歴史への敬意」「音楽の素晴らしさと学生・卒業生の交流」「懐かしさと母校への誇り」の3点に集約されます。
- 建学の精神と歴史への敬意
単なる音楽イベントを超え、青山学院のルーツを再確認する場として高く評価されてきました。
「ジョン・ウェスレーの回心記念日に合わせてメソジストのルーツを学べる良い機会だった」という声や、ガウチャー氏や万代順四郎氏といった歴史的功労者の足跡を辿る企画に対し、「母校の歴史を初めて深く知り、感謝の気持ちになった」との意見が多く寄せられました。
「日本での『母の日』が青山学院から始まった」ことを知って感動したという声もあり、学院の歴史軸が語られる構成に満足していただける方が多かったようです。 - 音楽の素晴らしさと学生・卒業生の交流
プロの演奏家と現役学生、そして卒業生が一体となって創り上げるステージに、「多くのパワーをもらいました」の声。
特にパイプオルガンの荘厳な演奏や、ハンドベルの音色には、「心が洗われた」「涙が出るほど感動した」という称賛が相次いでいます。
「在校生と卒業生のコラボレーションが実に素晴らしい」という意見は初期から継続しており、多世代が音楽を介して交流する姿が「音楽の青山」の象徴として支持されました。
学生団体の溌剌としたパフォーマンスに対し、「若い人のエネルギーをたくさん頂いた」と励まされる卒業生が非常に多いのも特徴といえます。 - 懐かしさと母校への誇り
卒業生にとって、ガウチャー記念礼拝堂で過ごす時間は特別な時間を提供しています。
「久しぶりに母校の礼拝堂に入り、讃美歌を唱和して至福の時を過ごした」という感想や、最後に全員で歌うカレッジソングに対し「学生時代を思い出し、若返った気分になった」という声が多数あります。「厳かで温かみのある礼拝形式」が、卒業後も人生の指針や心の平安に繋がっていると感じる方々が多く、「母校を誇りに思う」という言葉が多数のアンケートに記されています。
また「アットホームな雰囲気で、小1の息子も楽しめた」という意見等、家族連れでも参加しやすい温かさが喜ばれています。
実行委員やボランティアによる手作りの運営に対しても、「皆様のご努力に感謝する」という労いの言葉が毎年多く寄せられています。
以上のように、ご来場者は「音楽」という入り口から、青山学院の伝統や精神に触れることに深い意義を感じており、「毎年楽しみにしている年中行事」として定着しています。